モノ造りしてます！金属加工の『ニイタカアルミ』大阪：淀川 | 日記 | アルミでモノを造る事２

こんにちは、ニイタカアルミの望月です。
前回書いたように今回は、 普段鉄で作っている“スロープ”をアルミにしてみたものをご紹介します。
スロープと言うのは、段差を板状のものを敷いて滑らかにする“あれ”です。（←すいません、乱暴で）
 車などが歩道との段差を乗り越える時によく利用されていますが、
あれは大抵の場合鉄で出来ています。

強度の問題があるのであれはアルミには変えにくいのですが、
例えば屋内で、厨房から台車を運び出す場合、
 車椅子が階段を昇り降りする場合はむしろアルミのほうが使い勝手が良い場合があります。

 普段は利用しないで必要なときに出して使う。 そんな時は軽い方が便利ですよね！

 もし、お客様の目に留まる所に錆びかけた鉄のスロープを使っているお店の方がいらっしゃれば、 アルミ製の物に変えてみませんか？

 扉の部分の段差でいつも苦労しているお店があれば、ほんの数センチの曲げ板を置くことでそれが解消できます。
「残材でいいので、これくらいの物を作って！」 と町工場で言ってみたら、意外に安くで出来るかもしれません。
 はっきり言って、“残材”はどうしようもないモノなのです。 …
こんなこと書いたら怒られちゃうかも!?

でも、ゴミだと思っているものを利用していただけるならありがたいですものね~

写真の物は長さ120センチで12センチ上がる勾配が付いています。
アルミ製で女性では難しいですが、
大人の男性なら一人で運べるくらいの重さに仕上がっています